『スピン』ティリー・ウォルデン

グラフィックノベル,

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21歳にして各賞総なめ、グラフィック・ノベルの新たな才能! スケートの練習に明け暮れ、いじめや親との関係に悩みながら、同性愛者である自分を受け入れていく少女をリリカルに描く。

あの頃、わたしにはスケートの才能があった。それが煩わしかった。
そして、ひそかに女の人に恋をした。何度も何度も。
https://www.kawade.co.jp/np/isbn/9784309279183/

ティリーは十代の女の子。スケートが題材だが、いわゆるスポーツ根性ものや、まぶしい青春ものは期待すべからず。少女のさまざまなトラウマや悩みが複雑にからみあいながら、物語は静かに展開していく。(鴻巣友季子)[2018年3月]
車の事故、学校でのいじめ、同性への恋、カミングアウト、異性からの性的行為の強要。アスリートとして、同性愛者として、私たちと同じ世界を生きるたった一人の人間として彼女が通り過ぎる出来事の数々が、抒情(じょじょう)的なモノローグと滑らかだけれども時に針のように鋭く光る独特なタッチで(つづ)られていく。(朝井リョウ)[2018年4月]


『スピン』ティリー・ウォルデン(著/文)、有澤真庭(翻訳)

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